こんにちは!hibinoブログをご覧いただきありがとうございます。
皆様は甘いものはお好きですか?
おいしいものを表現するときに「甘い」と表現するように、おいしいものの代表格として甘いものがあげられますよね。
そんな甘いものですが、白砂糖を大量に食べることは体に悪いといわれたり、その代替として使われている人工甘味料はさらに取ることを遠慮したほうがいいという話があったりと、健康を考えている人の中では考えどころな方もいるのではないでしょうか。
今回は良く使われている人工甘味料について勉強していきたいと思います!最後は、hibinoでオリジナルで作った人工甘味料も白砂糖も使っていないオーガニックプロテインをおすすめさせていただきます。
【人工甘味料とは?】
白砂糖以外の甘味料が増え、様々なものに使われていることは皆様ご存じの通りだと思いますが、どのようなものが使われているのでしょうか。
甘味料の種類について、独立行政法人農畜産業振興機構からまとめられていたので抜粋します。
(前略)
2.甘味料の種類
現在使用されている甘味料は、大別すると、糖質系甘味料と非糖質系甘味料の2種類に分けられる。
糖質系甘味料は、砂糖、でん粉由来の糖、その他の糖、糖アルコールに分けられ、非糖質系甘味料は、天然甘味料と合成甘味料に分けられる(図参照)。
ご覧いただいているこのリストのサッカリン、アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースなどが「人工甘味料」といわれるものですね。
その他にも、ソルビトールなどの「糖アルコール」と定義されている甘味料なども人工甘味料と呼ばれていることもあります。お菓子や加工食品などの裏のパッケージによく見られるソルビトールやスクラロース、アスパルテームなどがすべて甘みを出すための人工甘味料なのですね。
【人工甘味料のメリット・デメリット】
<人工甘味料のメリット>
人工甘味料がなぜ色々なものに使われているかというと、砂糖の数百倍の甘さがあり、少量で味付けができるためです。
そのためカロリーを抑えた状態で甘みを加えたい場合の砂糖の代替品としてさまざまな食品に使われています。
他にも、人工甘味料には血糖値の変動の理由となるブドウ糖が含まれていないため、食後の血糖値の上昇を抑えられるといわれています。
ただし、糖尿病や肥満の予防や対策になるかといわれるとまた別で、糖尿病等ご病気の方が摂取しても良い・悪いということの意見は大きく二極化されています。
ご病気で砂糖を取れない方などは、お医者様の診断にきちんと従って摂取等を決めていただけることをおすすめします。
最後に、虫歯の原因になりにくいものもある、ということがメリットです。
前述の表の糖アルコールの部分に、「キシリトール」があったことをご覧になっているでしょうか。
キシリトールは元々甘味料として作られましたが、虫歯予防の効果が見られたことでガムなどの虫歯予防として広く使用されるようになりました。
ここでは人工甘味料との記載をさせていただきましたが、白樺や樫の木からとれる糖分から作られているため、糖アルコールとして人口加工されていますが、天然甘味料とも評されることもあります。※1
<人工甘味料のデメリット>
人工甘味料のデメリットも約3点ほどあります。
- 常用すると味覚が鈍くなる可能性がある
- 食欲増加につながりやすい
- 糖尿病や心血管疾患の発症リスクを高める
※引用元:パントリー&ラッキー「人工甘味料とは?種類や特徴からメリット・デメリット、注意点まで解説」
白砂糖は依存性があるといわれますが、人工甘味料はまた別として常用性があるといわれます。
白砂糖に比べて甘みが強い一方、血糖値は上がらないとされています。
そのため健康に良いとメリットの点でお伝えしましたが、血糖値が上がらないことで脳の満足感が得られないという話もあります。
そのため、感じられる甘みと脳の満足感の相違が起こり、もっと甘いものが食べたい、とさらに甘みを求めてしまう原因になりかねないデメリットがあるとの話がありました。
食欲増加についても同様です。満足感が得られないということが満腹中枢もうまく作用することができなくなり、食欲増進の可能性があるという話もあります。
カロリーを低くしたくて取っている人工甘味料で、より食欲や甘味の欲が増してしまう可能性があることは困りものですね。
3つ目の糖尿病や心臓病のリスクについても、血糖値の上昇が起こらないことにより悪化する可能性があるといわれます。
下記のような話があります。
通常は、血糖上昇にともなってインスリンが分泌されて糖代謝がはじまりますが、習慣的な人工甘味料の摂取により耐糖能(血糖値を正常範囲に保つ能力)の異常を招き、糖尿病の発症や悪化をもたらす報告が近年増えています*5。
これは、人工甘味料の摂取後に血糖値の上昇が起こらないことが要因とされています。そのため、エネルギーの恒常性が崩れ、脳の反応を介して摂食行動が促進されたり、甘味に関する感覚が鈍くなり、より甘い糖質を多く摂取したりするため、むしろ太りやすくなる、と考えられています。また、人工甘味料により腸内細菌叢に変化が起こり、耐糖能異常が引き起こされるとも考えられています。
※引用元: 「甘味料で糖質オフ? ~甘味料のメリットとデメリット~」
最後に、こちらはすでに問題ないとの結果が出ていますが、サッカリンなどの一部人工甘味料については発がん性があるなどという話が出てしまい、甘味料として使用が制限されました。
アスパルテームは一部の方は気を付ける必要がありますが※2、アセスルファムKやスクラロースなどの人工甘味料も特に人体に問題ないとされているものの、どれも1日の摂取許容量が決められている甘味料です。
人工甘味料から甘いものを食べられるようになったのは、近年数十年ほどのことです。
人工甘味料の摂取がいいことなのか、加えて血糖値の上昇が起こりにくいことが体にとって良いことなのか悪いことなのかはまだエビデンスが足らないため、白砂糖にしても人工甘味料にしても摂り過ぎず、必要がある際にはきちんと医療の力を借りたいですね。
【天然甘味料について】
人工甘味料を見てきたからには、今度は逆に天然甘味料について確認してみましょう。
天然甘味料は植物の葉や果実などに含まれている甘味成分を抽出した甘味料です。前述の図の中では非糖質系甘味料に振り分けられ、ステビアという植物から作られたものや、甘草(グリチルリチン)、羅漢果などがあります。
上記の表に記されてはいませんが、カエデの木の樹液を煮詰めて作られたメープルシロップ、アガベの根茎の甘味を取っているアガベシロップなども含まれるといえます。
その他にも定義としては少々違いますが、「自然から作られた甘味料」という認識では、はちみつ(オリゴ糖が主成分。詳しくはこちらから)などもいえると思われます。
ステビアなどは甘味度は砂糖の200〜300倍ほどもあり、人工甘味料と同じように感じる甘さと血糖値が釣り合わないという方もいらっしゃるかもしれませんが、特に問題がないとされています。
砂糖や人工甘味料と同じように摂り過ぎには注意したほうがいいかもしれませんが、天然甘味料は比較的安全だという話が多く聞かれています。
【hibinoオリジナルSoy Protein Cocoa】
今回hibinoでご紹介させていただきたいのは、hibinoがオリジナルで作ったSoy Protein Cocoaです。
※商品詳細はこちら↓↓
hibinoオリジナルプロテイン:Soy Protein Cocoa
市販のプロテインとの大きな違いの一つとして上げられることが、人工甘味料を不使用で天然甘味料であるアガベシュガーで甘みを付けていることにあります。
国内製造の大豆粉末を基本にして作った、オーガニックの方も使えるソイプロテインです。
保存料・着色料などの添加物は不使用で、できる限りの有機原料を使用しており、日常的に自然に摂っていただけることを想定して作っております。
また、これは個人的な感想なのですが、以前店頭スタッフでオーガニック、もしくは無添加のプロテインを5種類ほど集めて試食会をしましたが、忖度なしにhibinoオリジナルSoy Protein Cocoaがおいしいという意見ばかりでした。
(この時、基本的にココア・チョコレート味を集めて試食しました)
「オーガニック・無添加でもおいしいソイプロテインを作る」という製作時のこだわりがあるからこそ、おいしいhibinoオリジナルSoy Protein Cocoaが作られているのだとスタッフ全員がわかった時間でした。
hibino Soy Protein Cocoaはココア味の香料は含まれているものの、甘味料は天然のアガベシロップを使用し、ヴィーガンの方も使用できるよう素材にまで気を配ったプロテインです。
体作りで使用したい方はもちろん、たんぱく質の摂取を不足しがちな女性の方が普段から取っていただくのにもおすすめです。
【自分で食べるものを考える】
パッケージの裏を見ると、私たちが普段「食材」として目にするものだけではなく、たくさんの添加物とみられるものが書かれていますね。
例えば体に良いものを取りたい、と思うのであれば自分で食べるものも選びたいですね。
しかし、もし体に良いものを取りたい、と思うのであれば自分で食べるものも選びたいですね。
今回の人工甘味料もその一例だと思われます。自分の健康や美容のために食べ物をこだわりたい場合は、添加物や人工甘味料などを知り、食事を選ぶ際に気を付けてみてもいいかもしれませんね。
そのお手伝いの一端をhibinoができればうれしいです。
※1 キシリトール
虫歯予防効果が実証されている天然甘味料。
食後にキシリトール配合のガムなどを摂取するのが有効とされている。
白樺や樫の木からとれるキシラン・ヘミセルロースという糖分から作られ、糖アルコールの一種で砂糖と同程度の甘さがあります。むし歯を予防する天然甘味料として、北欧諸国で多用され、チューイングガムやタブレットなどに使用されています。厚生労働省より食品添加物として認可されているほか、世界保健機関(WHO)や 国連食糧農業機関(FAO)もその効果を認めています。
※引用元:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
※2 人工甘味料アスパルテーム
アスパラギン酸とフェニルアラニンという2つのアミノ酸が結合した人工甘味料です。カロリーは砂糖と同じで1g当たり4kcalですが、砂糖の100~200倍の甘さがあります。
フェニルアラニンを体の中で代謝できない「フェニルケトン尿症」の人は摂取を避ける必要があります。
<1日の摂取量許容量…体重1kg当たり40mg未満>
※引用元:「人工甘味料(アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース)」